住宅性能評価の持つ意味合いについて
住宅性能評価とは住宅が備えているべき種々の性能について、それを建築したハウスメーカーなどからは独立した中立的な第三者が客観的に評価する仕組みです。
具体的には耐震や防火に関する性能とか、配管設備の補修や点検のしやすさ、断熱や日当たりなど最大で10項目に及んでいます。
個々の評価結果は数値等級で示されますので、住宅の専門家でなくてもおおよその目安はすぐに理解できるようになっており、平均的な住宅と比較してどこが優れているのかあるいは劣っているのかや、候補に挙がっている別の住宅と比較検討するような際にも役立つことになります。
ただ、全ての項目で最高等級を得るようなことはあまり現実的ではありませんし、そのようなことを目指すのが得策とも言えません。
そんなことをしては莫大な予算が必要になってしまうかもしれませんし、例えば日当たりを良くする目的で窓を大きく取ることにすれば必然的に断熱性能は下がってしまいますし、壁が多い住宅よりも防音性能も悪くなることが予想されます。
つまり、自分自身や家族が重視する項目は何かを考えて、そこに重点的に投資するほうが得策だと言えるでしょう。
また、評価値が高い住宅であれば、例えばローンを組む際に借り入れの金利を低くしてもらうことができたり、耐震性能が高ければ地震保険の保険料が安くなったりする特典もあります。
それがメインの目的になるようなことはないかもしれませんが、併せて考えておいても構いません。